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外断熱は気密性が高くなる

高気密高断熱住宅のポイントは

気密性を高くする
断熱性を高くする

の2点です。当たり前です。

断熱性は、
断熱性の高い断熱材を使用する。
開口部に断熱性の高い部材を使用する。 

の2点です。


では、気密性を高めるには?

気密性を高める方法には内側と外側の両方があります。


■高気密高断熱住宅にするための内側からの方法

防湿気密シートの施工

室内側の床材・壁材・天井材の裏側に、ポリエチレン製の薄いシートを張る方法です。
シートの厚みは0.1〜0.2oを使用します。

継ぎ目から湿気が断熱材に流入しないように、特に継ぎ目の施工がポイントです。
在来木造では、梁材や2階床根太部分の気密施工が困難なので、「先張りシート」という方法で施工します。

「先張りシート」は、巾1メートルくらいのシートを2階胴差部分に、根太を取り付ける前に張り、1階部分のシートと2階部分のシートをそれぞれ重ね合わせます。


ところが、この「先張りシート」が大変手間のかかる作業で、現場ではなかなかきちっとやりません。

特に、梁が接合する部分は、気密テープでシートをすき間が出来ないように密着させるのですが、大変な作業です。


■高気密高断熱住宅にするための外側からの方法

透湿防風シートの施工

湿気は通すが、雨・風は通さないという、変わった性質をもったシートを外壁の裏側に張る方法です。

このシートを張ることによって、気密性がかなり高まります。

外側からの施工ですので、梁や根太などの部材が無いので、すき間無く張ることは出来ます。

但し、壁のみですので、床や天井の気密性には関係ありません。


■外断熱は気密性が高まる

外断熱は壁の外側や屋根の下地の外側から、住宅をくるっとくるむように断熱材で囲いますので、上に書いた透湿防風シートの施工と同様、気密性が良くなります。

施工上の、難しいポイントも無いので、誰が施工しても問題なく施工できるという利点があります。

また、外断熱は断熱材の継ぎ目の処理をきちんと行うと、まったく切れ目無く断熱層が形成され、断熱欠損がなくなります。

その結果、外断熱工法は気密性が高くなってしまう。

特別、画期的な工法ではありません。

簡単で、難しいことをしなくても、気密性を高めることが出来る工法です。

難しい「先張りシート」のような技術も必要としません。

こんな、簡単な工法が何故、広まらないのかが不思議だな〜と思っています。

posted by イソップ at 18:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 外断熱工法
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